齋藤徹BLOG

「現況測量」と「境界測量」の違い

土地家屋調査士 | 2011年9月10日 00:09
測量では、
1、「現況測量」と
2、「土地境界確定測量」があります
(現況測量のイメージ)
1、現況測量とは
  • 現況測量とはブロック塀や既存境界標等の現地に存在する地物を測り、
  • 対象土地のおおよその寸法・面積・高さを知りたいときにする測量です。
  • 境界杭は見えてる範囲の杭のみ測ります。探索、復元、はしません。
  • 道路管理者や隣接土地所有者との立会を行いませんので、費用を安く抑えられ、
  • 作業も比較的短期間で終了致しますが、境界線については未確定となります。
  • 隣接地との境界及び面積を確定する場合は、境界確定測量になります。
※図面上に面積は記載致しますが、あくまで現状の面積(境界未確定面積)となります。
2、土地境界確定測量とは
(映画「点の記」から)
(1)事前に、あらゆる資料収集を行い、その資料との整合性を検討し
(2)現地で測量したデータをもとに隣接地所有者(民民・官民)との立会をおこない、
(3)土地境界確認書などを取り交わし、土地の境界をはっきり確定させる測量です。 
(注)土地分筆登記や土地地積更正登記は境界確定測量で境界が確定していることが
  前提となりますので御注意下さい。 

ですから、
  • 現況測量で境界が分からない? 
  • 本当の面積はどれくらいなのか?
  • 以上の問題点が出ます。
  • 費用も大きく異なりますので目的は何か?・・でどちらを行うかを決めます。
3、土地確定測量は、
  • 「土地の売買」「土地分筆」「地積更正」登記が対象となります。
  • 大切なことは、現地に入る前の事前調査です。
  • よく準備して段取りよくしないとだめです。
4、結 論
  1. 使用目的に応じて、「現況」「確定」測量を選びます。
  2. 「境界」が絡む時は、確定測量がよいと思います。
  3. 現況測量は、主に計画、現況把握の時がよいと思います。
  4. 確定測量を行った場合は、「地積測量図」を法務局に備え付けるまでお勧めします。
  5. なぜなら、自分の財産を守る大切な手段だからです。

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