齋藤徹BLOG

「不動産登記取扱基準」の改正について

土地家屋調査士 | 2011年12月7日 22:12
 10月から法務局の「土地建物実地調査要領」が改正されました。
これによって、登記の取扱がより厳しくなりました。
 今まで、法務局の現地調査が省略されていたような案件も、現地調査に行くようになり、
登記の完了まで2週間以上も補正日に完了しないこともあります。
 これには、それなりの理由があったようですが、8月に「土地建物調査要領」の
全部改正もありどちらも、より厳しくなっています。
 改正の主なところでは・・・
1、すべての登記申請に詳細な写真添付が必要です。
建物の登記について
(1)建物表題(新築)の登記は建物、
建物の外観および内部の写真の添付が必要になります。
(2)内部写真がない場合は、法務局の現地調査の対象です。
(3)特殊階や吹抜けについては、必ず写真の添付が必要です。
(4)容積率を考慮した床面積は要注意。
(5)無理難題はより、厳しい判断がされることは確実です。
2.土地の登記について
(1)「地積更正登記」と登記面積と実測との差の大きい分筆登記は、
すべて法務局の現地調査の対象となります。
(2)分筆については、分割線を現地で明確に分かるようにする必要があります。
(3)分割線については、杭を入れられない状況の宅地造成中の現場などは、
法務局の現場調査の対象なので、時間がかかるようになります。
(4)地目変更登記も流動的な状態にある土地は(いわゆる中間地目)は
認定可能な状態になるまでの間、地目の認定を行わないものとする。
土地家屋調査士は、常に「レベルアップ」しなければならないのです。
忙しい日々ですが、常に研磨することは当然のことなんですね。

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